英語の学習ことはじめ

Mar 11, 2021/ 更新日:Apr 1, 2021

英語学習を始める前の下準備

英語の学習をどうやるかで迷っている人はいないだろうか? 多くの社会人は、英語など勉強する時間はないはずである。 無趣味で、時間があるように思えても、意外と英語勉強用の時間がとれないと嘆いている人も多いはずだ。

実は、英語を学ぼうと思いたち、その学習法を迷っている時間はもったいないものだと、実利的に考え始めそうになったら、このページを参考いただきたい。

受験勉強でもなんでも当てはまりそうだが、

  1. 迷ったら、始めてしまう
  2. しっかり計画して、着実に進む

というプロセスで、だいたい足踏みする。 これに対する私の回答は簡潔である。 人間は本能的に楽しようとする、考えるのが嫌な人は考えなくてすむ解決法を好み、考えるのが得意な人は考えすぎて、実行までに余裕が取れる解決方法を選択しがちだ。 その傾向から、上の2つの選択肢で、自分が避けようと思った選択肢を選べば良い。

「迷ってるくらいだったら、始めてしまったほうが楽だ」というフレーズが響いた人は、立ち止まって「計画してから進む」ようにしよう。そうでなければ、始めただけで完結しない可能性が高い。

「しっかり計画してから始めよう」という方に心が動いた方は、「まず、今すぐ始めよう」。計画していたら、その計画を作ることに自分の活力が注がれ、肝心の中身に入った頃には疲れ果てている。

とにかく、本能的に選ぼうと思った、選びかけた選択肢の逆をやることが、自身の学習に効果を見出すコツである。

学習方法に根拠を見出すときは注意が必要だ。根拠がないことに時間や資金を費やすことは高リスクになる。 かといって、根拠を捻じりだしたような学習方法も、商売要素が強すぎて、理屈はあっていても、自分には合わないという人も多いはずた。

「学習方法の根拠」というのは、自身がスランプに陥った時には支えになるものだが、根拠があるからと言って、自身が達成できるものとは限らない。

しかし、あえて断言する。当サイトは特殊能力がある人だけを対象とした、英語独学サイトではない。英語を身に着けたいと考える人には、厳しい現実も踏まえた上で、マジの意見を述べる。意志がある人には(できれば意思は強いほうが良いが)、必ず達成できる。

英語で自由に意思疎通できるコミュニケーション力獲得を目標にする

社会人になってから英語を学ぼう、学び直そうという人は、TOEICのような試験勉強はさておき、「英語で自由に意思疎通できるコミュニケーション力獲得」を目標にするのが、一番オススメできる。

これは、達成すれば満足度が高く、普通に英語の時事ネタにも触れて意見交換できるので、脳が鍛えられ、内容によってはとても楽しい。 道を逸脱して、恋人を見つけるようなコミュニケーション技術に発展しても、それはそれでいいと思う。

とりあえずは、仕事で必要となる英語力を身につけるように学習を始めよう。

学習内容は集合図でまとめたような概略になる。 「覚えたもの勝ち」になっている部分は、正直やるかやらないかである。 この部分は意志だけで誰でもできる。意志が弱い人は、ひたすら自分を激励しやる気を駆り立てる努力を怠らないようにしなければならない。

次回からは、具体的な学習方法を紹介していきたい。